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シンガポールからジャカルタまでフェリーで行った時の記録

 シンガポール・ハーバーフロントからインドネシア・ジャカルタまで海路で移動したのでここに記録する。
 シンガポールのハーバーフロントからインドネシアにあるバタム島セクパンまではシンドフェリーを利用した。一番有名なのはバタムファストらしいが、たまたまウェブサイトがメンテ中で使えなかったのでこっちにした。ハーバーフロントは地下鉄駅やショッピングモールと直結していて便利。ちなみに、ここから海を渡るゴンドラでセントーサ島にも行くことができる。出発フロアにカウンターがあるのはバタムファストだけで他は一つ下の階にある。e-ticketで乗れるのかと思ったらボーディングパスとの引き換えが必要だった。離岸15分前に改札はクローズ。座席は自由席。下船時に気づいたのだが、船尾にある階段から2階に行ける。港を出て全速力でバタム島へ向かう。シンガポール沖には大型船が多数碇泊しているので両側を大型船に囲まれながら走る。
 国際航路だが、わずか1時間でアッという間に到着。入国審査の際に本来不要なはずの到着ビザを要求されるという噂もあったが特に何も言われず入国印を押された。
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・バタム島ペルニのチケットセンター


 港を出るとシンガポールとは比べ物にならないほどのド田舎の光景が広がっている。タクシーの客引きもかなりしつこく次から次へと湧いてくる。インドネシア国営フェリー会社「ペルニ」のチケットセンターまではタクシーで行くほどの距離ではないので歩いて向かう。チケットセンターに到着するとなぜか人だかりが出来ていて門もしまっていた。地元民たちと一緒に開くのを待っていたらマレー語と英語で話しかけてきた謎のおっさん。手にはチケットの申込用紙を持っている。が、その申込用紙完全にマレー語で何書けばいいのかさっぱり英語で何書くか教えてくれるので一々調べるの面倒だしと思って、多少後から金払うことになるだろうな〜と思いながら申込用紙に記入。しばらくすると窓口が開いて建物内へ。窓口の前にあるボックスに申込用紙を入れていた。用紙を持ってない人は窓口に声をかけて貰うシステムだった。辺りを見回すと同じく代行屋と一緒にいるっぽい白人男性がいた。ペルニのチケットセンターとにかく案内が少ないし英語での記載は皆無っていう初見殺しだからこの代行屋に金払う自分みたいな外国人は多いだろうなと思う。そんなことを考えていたら名前が呼ばれたのでお金を払ってチケットを購入。隣に立つおっさんは700.000Rp出してくれと要求。2-Bの定価は513.000Rpなのでおっさん187.000Rp(=1500円くらい)も取るつもりかよ……って思う一方、日本って公式でこれくらい手数料取るよなと思いながら言い値で払った。んで、おっさん100.000Rpで港までタクシーで送ってくと言う。港までなんか歩いて行けるし、そんな出せっかよ……と思ってたら、ペルニの船が出るのはセクパンでは無くバツアンパールという別の港らしい。知らんかったので助かったわってフェリー乗り場まで連れてってもらうことに。おっさんニコニコ、ワイもニコニコ。まさにwin-win。
 ぼったくりタクシーにありがちだがタクシーは別の運転手。金無いからATMまで送ってとお願いしたら素直に連れてってくれた。セクパンの港のATMでお金をおろして、バツアンパールの港までタクシーはブッ飛ばして向かう。20分程で到着。フェリーは13:00発なのだが、すでに10時の時点で人だかりが出来ていた。直接港まで来てくれたのは嬉しいのだが、港の周りには店がない。食料品を買い込んでから乗り込みたかったので、英語で声かけてきたバイクのおっさんに近所のモールまで連れてってもらうことに。20.000Rpで良いとのことなのでバイクにニケツしてモールへ。
 モールは開店直後だったがそれなりに人がいて、外にいる人より良い暮らししてそうな人たちが集まっていた。モールのスーパーで水やパンなど最悪の場合を考慮して買い込む。袋いっぱいに買ったが80.000Rp(=600円程度)だった。モールから戻るときもタクシーの客引きが凄かったが、全部無視して今度は配車サービスのGrabを利用。フィリピンではGrabで呼べるのは車のタクシーのみだったが、インドネシアではバイクタクシーも呼べる。Grabではモールから港までなんと7.000Rp=50円だった。20.000Rp=160円でもボッタクリだったのか……とインドネシアの物価に驚きながら港へ。ちなみに、Grabのアプリを起動したとき「インドネシアではインドネシア以外で発行のクレジットカードは利用できません」と出てくるが、着いてみたら決済できてたのでよく分からんけど使えるっぽい(運転手さんにも確認したけどちゃんと払えてた)
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・バツアンパールの港


 モール行って戻ってくると人の数がさらに増えていた。その時点で2時間前。灼熱の中2時間も待つのか…と思っていたら、突然自称インド人が話しかけてきた。同じ船に乗る英語話せる人を探してたらしい。インドネシアでは英語は日本と同程度しか通じない(街の人は簡単な英単語が理解でき、まれに普通に通じる人がいるレベル)。結局、船旅の前半はこのインド人と行動を共にすることになる。
 インド人と喋ってたら(ヒマラヤで日本人女と出会ってしばらく一緒に過ごしたとか言ってた)改札が始まる。人より優先して荷物から積み込まれていく。デカい荷物がいくつもターミナルの中に運び込まれていた。荷物の受付が終わると、人の乗船手続きが始まる。「お兄さんマレー語しゃべれないの?www」みたいなこと(たぶん)をマレー語で言われながらチケットと手の甲にスタンプを押される。(このスタンプ全然消えなくてジャカルタつくまでずっとついてた)
 通常の荷物検査に加えて麻薬探知犬によるチェックがあるのがインドネシアらしい。荷物検査の列に並んでる間に検査官に連れられた犬が荷物の匂いを嗅ぎに来る。ターミナルから船まではそれほど距離は無いのだが寿司詰めのバスで移動する。港の中は一般人立入禁止らしく、歩いて行こうとした人が警察に止められていた。
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・乗船するとこ


 同行してるインド人は大広間のエコノミークラス、自分は8人部屋の2-Bクラスだったので、船に乗り込んでから一旦別れる。座席等級は5段階ある。最低ランクが3等客室=エコノミー(大部屋に寝台がズラッと並ぶ)で、それに加えて2等客室(8人部屋)と1等客室(2人部屋)があり、それぞれ海側が1-Aと2-A、船内側(つまり窓なし)が1-Bと2-Bと呼ばれる。最初、エコノミーでも良いかなと思っていたが、2等客室には一人1つの鍵付きロッカーが提供されるのと客室自体に鍵がかかるというセキュリティのメリットがあるので2等客室にしといて本当に良かったと思った。エコノミーは日夜関係なく常に人が歩き回っている状況なのでうるさいし貴重品が心配で寝れないと思う。実際インド人もエコノミーの環境が嫌でロビーで寝たらしい。そういうのにある程度慣れてるはずのインド人ですら嫌になる環境なのだ。「エコノミーは座席以上に予約を受けてるから席取り合戦で座席が無くなる」という日本語のレポートを読んだがそうではなかった。ちゃんとみんな指定された席に座っている。ただし、エコノミーでは満席になると、立席として存在しない座席番号が割り当てられるっぽい。
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・2-Bの8人部屋とエコノミークラス


 他にエコノミーと異なる点としては食事サービスが異なる。エコノミーは弁当(米とおかず3品)を受け取って自分の座席で食べるが、1等&2等は温かい米とスープが食べ放題でおかず3品と水とジュースを食堂で食べることができる。後でインド人と確認したらおかずの内容は同じだった。この食事、界隈ではクソマズ飯として有名っぽいのだが、たしかにマズいけど食えたもんじゃないって程ではない。機内食のクソマズ飯レベル。・・・とか思ってたけど日本帰ってきてしばらくしてみたらやっぱアレはかなりのクソマズ飯だと思った。
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・クソマズ飯


 トイレはめちゃくちゃ汚い、と言っても、想像を超えるものではなく日本の公園のクソ汚い公衆便所くらい。ちなみにトイレにトイレットペーパーの備え付けは無いが、この辺の地域はトイレットペーパーを使う習慣が無く大便のあとは備え付けられてるシャワーで洗うため。トイレに関しては最悪とはいえ最低限のレベルではある。ただ、そこについてる体を洗うシャワーとなると話は別。自分はさすがに公衆便所みたいな汚さのとこでシャワー浴びる気にはなれなかったが、他の人達は普通に浴びてた。ちなみに、トイレは船内にたくさんあるので、最低限のレベルを下回るほどのクソ汚い所もあるしそれなりにマシな所もある。
 それから、ゴキブリがすごく湧くと聞いていて戦々恐々としていたのだが、乗船中ほとんど見かけなかった。よっぽどマレー鉄道に乗り込んだときに壁に3匹、シーツの中に1匹湧いてたときの方が嫌だった。それは2等客室だったからでエコノミーではたくさん出てるのかもしれないが。
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・KM.KELUDは船の名前


 乗船したのはKM.KELUDという船。今回はBatamとTanjung Priokとの間を乗ったが、この船は2点間輸送してるわけではなく、Batamを越えてスマトラ島の北の方まで行ってるっぽい。ペルニでは一つの航路に対して一つの船が割り当てられているようで、船の名前で検索すると当該航路のスケジュールを調べられる。インドネシアでは海上交通がとても盛んで、このKM.KELUD以外にも数十路線が運航されている。
 船はかなり安定した航行で乗り心地が良く、吐き気を催すことは一度も無かった。波の荒い外洋に出ず、終始島の間を走りつづけるからかもしれない。瀬戸内海みたいなイメージ。
 船内の売店では食料品(となぜか服)を買うことができる。ポカリ、コーラ、水などの飲料水はもちろんのことカップ麺やパン、おかしなんかも買える。確かに陸の価格よりは高いのだが、インドネシアの物価での「高い」なので日本人からしたら普通に安い。正直、何も買わずに乗船しても問題なさそう。
 乗船したら自分の部屋がある階に行って、フロントがあるのでそこでデポジット50.000Rpと交換で自分の部屋の鍵を受け取る。部屋に入ると既に荷物が置かれていたが人はいなかった。荷物を部屋に置いてから、再びインド人と合流して甲板で喋ったり船内を歩き回るなどして過ごした。船はめちゃめちゃデカいので歩き回ってるだけで楽しいし普通に迷う。
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・船内案内図


 それから部屋に戻るとインドネシア人3人がいたので試しに英語で話してみたら内2人は十分に英語が喋れたので普通にコミュニケーションが取れた。その辺の客層の違いもエコノミーとの差があるかもしれない。やけに3人ともフレンドリーだし、1人がおっさんで2人は自分と同じくらいの歳なので家族かと聞いたら笑いながら否定された。でも、本当に家族に見えるくらいフレンドリーだった。インドネシアの人間関係は普通にそんな感じなんだろうか。そこから翌日の下船までそのインドネシア人たちと過ごしたのでさながらホームステイだった。以前インドネシア人と喋ったとき、色んな食べ物を恵んでもらったのに何もお返しできなかったので、今回は柿ピーみたいなちょっとしたお菓子を持ってきといたのだが、予想通りお菓子交換会みたいになった。
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・赤道通過した時の記録


 あとは部屋でおしゃべりしたり、旅行記書いたり、部屋のメンバーで食堂行ったり、インド人と船内散歩したりとのんびり過ごす。この航路では赤道を超えるので何かあるのかと楽しみにしてたのだが、特に何も無く現地時間20時くらいに赤道を通過した。
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・翌朝


 日付が変わった翌日も船はひたすら走り続ける。到着予定は18時のはずだったのだが、17時くらいに飯食いに行くというので「そろそろ着くんじゃ…?」って言ったら遅延してて20時になるとのこと。結局ついたのは19時ちょっと前くらいだった。到着後は下船してそのまま流れ解散みたいな感じ。フェリーから降りた客がみんなGrabでタクシーを予約するので、めちゃくちゃ混んでて中々タクシーを捕まえられなかった。2時間近く待ってようやく呼べたのでホテル着いたのが22時くらいだった。

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・ジャカルタに到着
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  1. 2019/10/25(金) 00:34:13|
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中港澳台周遊旅行12日目(台湾から香港経由帰宅)

【11日目から続く】

本当はもう少し長い期間で旅行する予定だったのだが、大学の再試のために帰国しなければならなかったので急遽取った花蓮→香港→日本の香港エクスプレスの飛行機で帰国する。朝7時位に花蓮空港発の飛行機。
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きれいな花蓮の空港

Maxim's MXで朝飯を食べて観光地巡り
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Shelley St

香港は日本の長崎のように(行ったこと無いが)階段の街として知られるが、このShelley Streetは階段に加えエスカレーターまで設置されているのが特徴。『高低差135m、全長800mを合計23基のエスカレーターで約23分かけて乗り継ぐこの長さは、世界一の長さといわれている。(ソースWikipedia)』らしい。
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ビルが立ち並ぶ狭い路地をエスカレーターが貫く光景が見られる

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孫文記念館の孫文の銅像

日本だとあまりその名前を聞くことが無いが中華圏ではよく見かける。孫文が孫中山という名前を使っていたことから「中山」の名前が色々な場所で使われていたり、紙幣の肖像画になっていたりする。
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文武廟(道教寺院)

体育教師がよく「文武両道!」みたいなこと言ってるのを聞くが、ここの寺は名前の通り文と武両方の神を祀っている。同じコンセプト(?)の寺が台湾にもあるらしい。前回の香港訪問時に訪れた車公廟と同様に巨大な線香をお供えする。日本のがポッキーだとしたら香港の線香は菜箸。
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スターフェリーに乗船して九龍側へ

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香港の中野ブロードウェイ「信和中心」

信和中心とアニメイトを覗いてから空港に戻った。香港滞在はわずか6時間だったのだが、コンパクトにまとまっていて密度の濃い街なので短い時間でも十分に楽しめた。香港なら土日で弾丸旅行で満足することも可能だと思う。
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帰りの飛行機から見えた台北市の夜景

そんなわけで2018年3月の旅行記でした。今は2019年3月。丸一年書かずに放置していた・・・

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  1. 2019/03/28(木) 13:24:27|
  2. 旅行記
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中港澳台周遊旅行11日目その2(花蓮)

【その1から続く】

花蓮はちょうど大きな地震があったすぐ後だったのだが、震災の爪痕のようなものは特に見当たらなかった。
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花蓮の宿はラブホみたいな・・・いや、近未来的なデザインのカプセルホテルだった。
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2018花蓮太平洋燈會

花蓮で一番大きな夜市である東大門夜市へ行こうと思ったら、その夜市の隣で灯籠の展示をやっていた。音楽にあわせて中央の犬がド派手にレーザーライトを光らせながらくるくる回ってた。台湾では燈籠祭りをよくやってるイメージがある。
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花蓮東大門夜市

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焼き餅を食べるなどした


【12日目へ続く】

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  1. 2019/03/28(木) 11:43:35|
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